ニチイ学館など介護関連専門職の人材採用強化

ニチイ学館など介護関連専門職の人材採用強化が今年に入って続いています。
景気後退による雇用情勢の悪化の中、慢性的な人材不足に悩む介護関係の職種を受け入れ先にしようと、国なども動いています。
介護関係職種は、給与が低いこと、ハードなことなど労働条件が悪いことで人材不足になっていました。
高校生、専門学校生など若い人は介護福祉に関心を持っているものの、今までは、給料が安いなどの理由で介護の専門知識を学んでも別の道を選ぶことも多かったといいます。
このような状況に対して、ニチイ学館などは給与の引き上げなどの待遇改善などを打ち出しています。
4月1日の介護報酬引き上げによる売上増を見込んでの対応のようです。

ニチイ学館は、4月1日の介護報酬引き上げを見込んで正社員やパートなど雇用形態を問わず給与を上げるようです。
また、未経験者の採用も強化して、増収分で給与アップだけでなく、介護技術などの研修費用にあてて人材育成をはかっていくようです。

介護報酬引き上げで国も介護事業をバックアップすることで、労働者の受け入れ先として期待しているようです。
これを受けて、株式市場においても、介護関連株が見直されていますね。
ニチイ学館の場合、昨年の10月に株価が大きく落ち込みましたが、株価は1年前までに戻ってきていますね。

ニチイ学館というとどのような会社だと考えているでしょうか。
新聞などで医療事務の教室や介護などの資格試験講座を教室や通信教育で行っている会社というイメージの方が一般の方には強いかもしれません。

ニチイ学館は、「医療関連事業」「ヘルスケア事業」「教育事業」を柱に事業を行っていて、教育事業というのは、そのひとつとうことなんですね。
実際に医療事務の仕事をしている方や、病院に勤めている方はご存知だとは思いますが、診療報酬請求等を行う医事業務受託して、多くの病院で活躍しています。
大きな病院の医療事務も正職員は、ほんの僅かで、ほとんどがニチイ学館などの会社が受託して対応しています。

介護事業でも、有料老人ホーム、グループホーム、ケアハウス、在宅介護から高齢者専用賃貸住宅を運営しています。
ニチイ学館は、医療関連、介護関連のサービスを提供する事業と教育事業をバランスよく行っているのがわかります。
サービスを提供する現場と教育の現場が相互の情報をフィードバックしていけば、サービスの向上、教育の質も高まるのかなという気がします。

関連ニュース:
介護関係の職種、人材流入広がる 有効求人倍率1月下落(NIKKEI NET)
ニチイ学館など、介護従業員の給与引き上げへ 報酬改定受け(NIKKEI NET)


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