自主保全士 合格発表。試験に合格、認定されるまで。
自主保全士の合格発表が行われました。自主保全士検定試験は2001年度に始まり、今回で9回目を迎えました。今年度の検定試験は10月4日(日)に実施されていました。
自主保全士とは、社団法人日本プラントメンテナンス協会が認定する資格です。社団法人日本プラントメンテナンス協会が定めたオペレーターに必要な能力を有するものが認定されます。
ここでのオペレーターとは工場の設備の自動化・ロボット化の操作に関わる人のことです。オペレーターは「ものづくり」のための機械操作や品質チェックにとどまらず、設備を守る能力も身につけなければなりません。それは、故障、品質不良、災害といったトラブルを未然に防ぐためです。
社団法人日本プラントメンテナンス協会が自主保全士に求める要件は、
・条件を設定できる力
正常や異常の判定基準をしっかり決められること
・維持できる力
条件管理のルールをはっきりと守れること
・処理および修理できる力
異常に対し正しい処理を迅速にとれること
自主保全士の資格を取得するには、社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施する検定試験に合格するか、所定のカリキュラムの通信教育を修了する方法があります。
自主保全士には1級と2級の資格があります。1級は職場のリーダーとして、自主保全の計画の立案と実践指導できる能力が求められます。2級は、自主保全の知識と技能を有し、自分の従事する業務で自主保全を実践できる能力が求められます。
自主保全士の資格取得のメリットは、オペレーターとしての技術・技能の向上をはかり、企業内での評価、社会的地位の向上を図ることにあります。社団法人日本プラントメンテナンス協会が企業内の能力評価に加えるように働きかけています。
自主保全士の試験は毎年秋に実施されています。5月連休明け頃に自主保全士検定試験の受験案内が告知され、7月に受験申し込み受付、9月に受験票発送、10月に試験、11月に合格者発表・認定証発送というスケジュールになっています。合格率は、2009年度は1級が44.0%、2級が65.4%と発表されています。
通信教育のコースは1月開講コースと6月開講コースがあります。2010年1月開講コースでは1月から5月まで添削期間となっており、7月に認定試験があります。本コースの添削を修了し、コースの認定試験の合格基準を満たした人に「自主保全士」の資格が付与されます。通信教育のメリットは、試験会場で受験しなくてよいこと。通信教育の修了者に対して送られる認定試験(2010年7月)を指定期間内に提出し、合格基準を満たした場合に資格が認定されます。
2010年1月開講コースの申し込み期間は、2009年11月2日~2009年12月4日までとなっています。
関連情報:
自主保全士ホームページ(社団法人日本プラントメンテナンス協会)
http://www.jishuhozenshi.jp/index.html