広島大学 歯科衛生士、歯科技工士向け修士課程開設へ

広島大学が、来年の4月から、歯科衛生士と歯科技工士向けに、大学院医歯薬学総合研究科に修士課程を開設するそうです。「口腔健康科学専攻」という修士課程で、国内で初めてになるそうです。「口腔健康科学専攻」では、組織再生や新型感染症など先進医療に対応できる人材と教育者の養成を目的としています。歯科衛生士と歯科技工士を目指している学生さんにも、さらに上もレベルでのスペシャリストとして学ぶ場所ができます。

広島大学に設けられる「口腔健康科学専攻」には2つのコースがあります。1つは歯学部卒の経歴がある人に限定したクリニカルコースです。もうひとつは、医学部や工学部など歯学部以外の卒業生を対象にしたリサーチコースです。2つのコースで定員は12人だそうです。将来的には、博士課程の設置も考えられているそうです。

クリニカルコースでは、チーム医療や国際的な活動もするような高度な歯科衛生士の養成を行います。リサーチコースでは、産学研究で、歯科の専門家としての新分野の開拓する人材の養成を目指しています。

広島大学に口腔修士課程が開設される背景には、4年生の口腔保健学科があります。口腔保健学科は、2年制の歯科衛生士学校と歯科技工士学校から改組された学科です。この一期生が来年卒業することに合わせて、研究意欲の高い学生の受け入れ先として、大学院に修士課程が設置されることになったそうです。

高齢化社会の中で、歯科医療はもっと注目されてもいいと思います。高齢者のいろいろな病気が歯や口の中に原因がある場合があります。健康で長生きすること、その結果として、保険料も抑制にもつながるということで、口腔医療の専門家の役割は大きいです。大人になると、健康診断でも、歯科検診はないですからね。歯科検診も含めてほしいなという気がします。

広島大学のニュースは、歯科衛生士や歯科技工士を目指している学生さんにも自分の専門分野での大学院進学の道が開けたことで、大いに励みになるでしょう。


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