人材募集の仕方 求人企業と求職者の大きなギャップ
人材募集をしてもほとんど応募がないという企業があることが話題になっています。「完全失業者300万人超なのになぜ?」。記事の内容を見ると失業者、求職者の気持ちを分かっていないかな?
人材募集に対して求人企業に応募があるかないか、転職サイトや公的機関などの見解と「週刊SPA!」の取材結果で食い違いを見せているようです。すべての業種に当てはまるようなことはないと思いますが、一部の業界には、「募集をかけても、応募がほとんど来ない会社」があるようです。
転職サイトや公的機関などが、自分たちの実績の一部でも否定すれば、人材募集や求人広告の募集にも影響しますからね。全体としては応募があるというでしょうね。
記事で取り上げられているのは某雑誌の編集部と屋外遊具、パブリックアートなどを扱う中堅企業。後者の企業については、新卒募集には100人単位で応募が来るそうですが、経験者採用には苦労しているとのこと。企業関係者は、「完全失業者300万人超なのに、なぜ」と首をひねっているようです。
「経験者募集」。このキーワードが大きな障壁になっていると思います。今の失業者は、失業期間が長くなればなるほど、自分のやってきた経験に自信がなくなってきているのではないでしょうか。世の中があまりにも即戦力を求めすぎているような気がします。
そして、「ハローワークなどでは人材募集の情報が溢れすぎ・・・」とも嘆いていますが、求職者や失業者が応募してみようかと思うような情報はありません。どこも似たような応募条件や勤務条件だけ。
そこに「経験者募集」という条件をつけられると、看護師や薬剤師、介護福祉士みたいに募集職種だけで想像できる企業以外は簡単には応募できないでしょう。
次に採用決定までの期間。履歴書や職務経歴書を郵送して、書類選考に通ったあとに、面接・・・。新卒採用であれば当たり前でも、失業者にとっては大きな負担です。気持ち的にもそこまで余裕のある人じゃないと応募できないでしょう。1社面接を受けるだけでもお金もエネルギーも使います。その結果として不採用となればダメージも大きいです。
単純作業の求人ではなく、経験者募集の場合は、もっと紹介予定派遣なり、中途採用でもトライアル採用を利用してもいいと思うんですけどね。
記事の中では教育機関が「企業の募集と求職者の橋渡し・・・」うんぬんとありますが、今現在存在する派遣会社などコーディネートのノウハウを持っているところをもっと有効利用すればいいのにと感じます。
関連情報:
【職探しの裏技】この不況下に応募がほとんどない企業が、本当にあった!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100112-00000000-spa-ent