ホンダ 電動式一輪車「U3-X」

ホンダ電動一輪車U3-X」の技術説明会を開きました。「U3-X」は、ホンダの二足歩行ロボット「アシモ」の技術を応用した電動式一輪車。動画を見ると改めて驚かされます。

ホンダの二足歩行ロボット「アシモ」の技術を応用といっても、ピントはこないですよね。脚で立つのと一輪車ではバランス感覚が凄く違いますから。都市部では小学生のバランス感覚を養うのに取り入れられていますよね。最初は東京の小学生がやたらと一輪車に乗っているのを見てビックリしたものです。

一輪車というとサーカスや大道芸というイメージがありますから、一般の人には難しいというイメージがあります。それをホンダは「U3-X」という電動式一輪車にしてしまいました。「U3-X」は、ロボットが単体で動くのではなく、人が乗ることを考えて作られています。コンパクトな折りたたみイスのような「U3-X」は、それ自身も倒れることなく姿勢制御しますが、人が乗っても自分でバランスを取る必要がありません。「U3-X」での移動は、行きたい方向に体を傾けるだけで、その方向に滑らかに加速していきます。

「U3-X」にはホンダのホンダの二足歩行ロボット「アシモ」のバランス技術と全方向に移動可能な車輪技術(全方位駆動車輪機構)が組み合わされています。全方位駆動車輪機構は、複数の小さな車輪を組み合わせて、1つの大きな車輪にしています。ベアリング技術のような感じでしょうか。この機構によって前後左右斜めに移動することができます。

「U3-X」のバランス制御には移動速度制御も加わっています。操縦者の重心移動からどの方向にどのくらいの速度で進むかをコンピュータで計算し、車輪を制御しています。最高速度は時速6キロメートル。ウォーキングでダイエット効果などを期待するときの早歩きの速度くらいのようですね。

人が歩くときと同じように意識しないで移動できること、無意識下での移動ができないかということをテーマに開発されているようです。車のカーブのような動きではなく、前後左右斜めと人間の移動のように、そして、人が乗れるサイズにおさまるように開発されています。大きさは、高さは65センチ、重量は約10キロ。1時間半のフル充電で1時間走れるそうです。

電動式一輪車「U3-X」の商品化は決まっていないようですが、商品化されたら画期的ですよね。乗っている人がバランス制御をしなくていいということで、電動車いすやセニアカーに代わる福祉機器になるかもしれません。

日経ブロードバンドニュース
ホンダ、「アシモ」を応用した電動式一輪車の技術説明会
http://www.nikkei.co.jp/bb/?genreID=b5&newsItemID=MMBBb5000018112009


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