改造電気自動車 中小企業にビジネスチャンス

改造電気自動車のニュースが今月はよく目にするようになりました。改造電気自動車は多くの中小企業にビジネスチャンスがあると言われています。

「電気自動車 改造ビジネス」として日経ビジネスオンラインが11月4日に記事にしています。昨夜もNHKラジオのニュースで報じられていたので、いよいよ本格的に動き出したようです。

以前、『シムドライブ 慶応大学、ベネッセ、ガリバーが電気自動車会社』という記事でシムドライブの技術で中古車を電気自動車に改造できるということを紹介しましたが、改造電気自動車という分野が今、注目されています。

電気自動車というと、新しい技術なので複雑で難しいと思ってしまいますが、実は構造がすごくシンプルなのだそうです。部品の数は従来の自動車の3分の1になるとか。電気自動車の改造現場をNHKのレポーターが取材していましたが、エンジンを取り外して、そこにモーター、バッテリーを載せ変えているようです。この企業の方も「多くの中小企業に参入するチャンスがあるビジネス」と語っていました。改造電気自動車の価格ですが、これは選ぶバッテリーにより差が大きいようです。

改造電気自動車がビジネスとして動き始めたのは、日本郵政の郵便事業会社が郵便集配業務に使っているガソリン車をEVに改造したことが大きいでしょう。現在2台を導入していますが、さらに8台導入して検証するようです。

郵便事業会社は電気自動車の準備を早め早めに準備しているそうです。電気自動車は充電設備など建物の構造も考えなくてはならないので、普及してからでは遅いと考えているようです。改造してでも実際に業務で使って経済性などを検証する必要があると考えています。

この改造電気自動車を利用している担当者によると、燃費は10キロで20円とガソリン車の6分の1。排ガスの臭いが気にならず、発進時にパワーがあるとのこと。ただ、バッテリーによって積める荷物は3分の2になったということです。

電気自動車の場合、よく問題にされるのが1回の充電で走れる距離ですよね。郵便集配車の60%は1日の走行距離が50キロ以下だそうです。改造電気自動車では1回の充電で90キロ走れる初期性能ということなので、バッテリーなどの劣化を考えても問題はないようです。

また、近距離移動に電動バイクの需要も拡大が見込まれています。大手バイクメーカーだけでなく、ベンチャー企業、海外企業が参入しているようです。

中小企業が息を吹き返すきっかけになるといいですね。消費者にとっても選択肢が広がるのはうれしいです。

関連情報
電気自動車、改造ビジネス(日経ビジネスオンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091029/208378/
二輪再興 電動に託す VB・海外勢参入 市場に勢い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000002-fsi-bus_all


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