サーブ 消滅へ GMとスパイカー 売却交渉まとまらず

サーブのブランドが消滅するという衝撃的なニュースが報じられています。米ゼネラル・モーターズ(GM)とオランダの高級スポーツ車メーカー「スパイカー」の交渉がまとまらなかったため。

サーブはスウェーデンの自動車メーカー。サーブは、1937年に航空機製造からスタートし、1947年に自動車部門が設立されました。1990年にゼネラルモーターズ(GM)との折半出資会社「サーブ・オートモビル」に移管、2000年、GMの完全子会社になっていました。

GMは、6月に米連邦破産法を申請した直後、不採算ブランドのリストラを打ち出しましたが、、9月末の小型車ブランド「サターン」の売却断念、11月には、ドイツの子会社「オペル」の売却を中止と、売却交渉が行き詰っていました。

12月1日は、不採算ブランドの売却に難航、収益改善の遅れの責任を取ってヘンダーソン社長兼最高経営責任者(CEO)の辞任しています。

その次の日に浮上してきたのがオランダのスーパーカーメーカー、スパイカーカーズ社でした。サーブの売却に関しては、6月にもスウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグ(Koenigsegg)社と暫定合意、8月には正式契約まで結んでいましたが、11月24日、ケーニグセグ側からの申し出により白紙撤回になっていました。

その後、中国の自動車メーカー、北京汽車工業(BAIC)との売却交渉、上海汽車の買収の動きが報じられていました。

そして、12月14日、北京汽車工業(BAIC)が「サーブ」の一部資産を取得したと発表されました。北京汽車が買い取るのはセダン「9―5」と「9―3」の車台(プラットホーム)、エンジン、変速機の技術情報など知的財産権と、金型などの製造設備で、ブランドは含まないと報じられていました。北京汽車工業は自社ブランドとして、高級車事業を育てるようです。

サーブのブランドは本当に消滅してしまうんでしょうか。

そして、GMはどうなるのか。
週明けの株式市場への影響が懸念されます。
既に株価には織り込み済みならいいのですが。

関連ニュース:
「サーブ」ブランド消滅へ、GMが売却断念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091219-00000086-yom-bus_all
北京汽車工業、GM傘下サーブの一部資産を取得
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000300-reu-bus_all

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