不妊治療とリスク、受精卵を取り違える事故
不妊治療を受けている夫婦は、精神的にも大変な苦労をしていると思いますが、そんな中で最悪の悲劇が起こってしまいました。
不妊治療によって妊娠した20代女性に、医師が他人の受精卵を間違えて移植した可能性に気づき、この夫妻は最悪の決断をすることになってしまいました。
不妊治療で悲劇が起こったのは、香川県立中央病院。
不妊治療における人工授精のリスクを考えさせるニュースです。
不妊治療で、受精卵を取り違えたのは、二人の患者のシャーレーを並べて作業していたからという初歩的なミスから起こったようです。この女性の妊娠がわかり、結果も順調であることを確認したあとに、この女性がこの時期に妊娠する可能性が低いことを思い出したというのです。
今回の病院の説明では、「受精卵を取り違えた可能性がある」という可能性で話が行われています。それに対する夫妻の決断は重いものになってしまいました。DNA鑑定ができるのではないかという意見に対しては、妊娠15週目にならなければ確定は難しいそうです。しかし、その時に夫妻が重大な決断をするには、母体へのリスクが大きいそうです。不妊治療を受けていた夫妻は、病院からの"可能性"の説明で大きな決断をしなければなりませんでした。
事後確認も難しいですよね。事後確認が可能だったとしても、新たな悲劇を夫妻に背負わせる可能性もありますから。もし、本当は間違っていなかったということが分かったら精神的に堪えられないでしょう。
今回のニュースでは、不妊治療で人工授精を選び、最悪の結果を自ら選ばなければならなくなった夫妻がクローズアップされています。しかし、もう一方の不妊治療を受けていた夫妻もいるのです。その夫妻の受精卵は、妊娠するほど成熟していたということです。となると、その夫妻は、またゼロから不妊治療をやり直すことになるのでしょうか。
不妊治療における今回の悲劇、現在妊娠している夫婦、既に出産している夫婦にも、少なからず影響を与えるのではないでしょうか。何かがきっかけで疑心暗鬼になってしまったら。そうならないことを祈ります。
不妊治療は、不妊症の原因を検査するところから、精神的な負担も大きいです。女性不妊、EDなどによる男性不妊。それぞれにさらに細かく原因が分かれており、そして不妊の原因が1つとは限らないので複雑です。不妊の治療というと高齢の方のイメージがあったので、今回のように若い20代の女性も悩んで苦しんでいることをしりました。
不妊治療には人工授精や体外受精、顕微授精などの技術だけでなく、不妊治療薬、漢方薬、鍼灸が使われる場合もあります。漢方薬、鍼灸は、妊娠しやすい体の状態にするために利用されているようです。
不妊治療では、精神的にも負担が大きいので、カウンセリングや相談のしっかりできる不妊専門クリニックが勧められることも多いようです。不妊専門クリニックは、産婦人科と違って、まわりに妊婦さんがいない、同じような状況の方が患者なので、よけいな気を遣わなくてもいいようです。不妊専門ということで、時間も短縮でき、スムーズに治療を受けられるそうです。
不妊治療においても、信頼できる先生、相性のよい先生を選ぶことが大切です。
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