おむつなし育児、日本でも広まる兆し
「おむつなし育児」に関する書籍が相次いで発売され、日本で「おむつなし育児」が広がる兆しが見えています。「おむつなし育児」は、赤ちゃんの様子を感じ取って「おまる」やトイレに座らせ、おむつに排せつする習慣をつけずにトイレで排泄する習慣をつける育児方法です。
「おむつなし育児」について取り上げているのは毎日新聞。実は毎日新聞が「おむつなし育児」を取り上げたのは昨年の夏のこと。それ以来、「おむつなし育児」は、ブログや育児関連サイトで話題となっていました。「おむつなし育児」は日本でも定着してきた感があります。
そして、今年の夏は、「おむつなし育児」の本が相次いで出版されています。
おむつなし育児(柏書房)
あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラル・コミュニケーション
クリスティン・グロスロー(著)、和田知代(訳)
【予約】 親子で楽しむ!おむつなし育児(河出書房新社)
0歳からできるナチュラル・トイレトレーニング
ローリー・ブーケ(著)、望月美和(訳)
「おむつなし育児」は海外から入ってきたようですね。英語では「EC」(排せつコミュニケーション)と呼ぶそうです。日本では分かりやすいように「おむつなし育児」と訳されていますが、トイレトレーニングより母親と赤ちゃんのコミュニケーションに主眼を置いています。即ち、赤ちゃんのトイレの欲求を母親が感じ取り、それに母親が応えてあげること。
「おむつなし育児」は海外から入ってきたにも関わらず、アメリカより、日本の母親の方が好意的に受け入れているようです。アメリカの母親は利便性を重視するので、「おむつなし育児」に慣れるまでを手間と考えるようです。一方、日本の母親は欧米よりも母子が密着している時間が長いようです。
赤ちゃんと母親の関係の日本と欧米の違いはちょっと意外でした。おんぶや抱っこも海外で見直されたあと、日本にも入ってきたと思っていたので。日本の母親は赤ちゃんと密接している時間が長いので、赤ちゃんのサインを感じやすいということも「おむつなし育児」が広まっている要因でしょう。
「おむつなし育児」が広まっているといっても、多くは紙おむつが使われています。最近では布おむつも見直されてきて、出産祝いに贈ったりする方も増えてきているようです。
「おむつ」の次には「トイレ」があり、おむつはずしで育児に悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。育児のひとつの方法として「おむつなし育児」を取り入れてみてもいいかもしれません。
先に紹介した『おむつなし育児』には、赤ちゃんの成長に合わせた「おむつなし育児」のほか、「特別な事情をかかえている方のためのおむつなし育児」についても書かれているので、参考になりそうです。
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