2008年「今年の漢字」は『変』
2008年「今年の漢字」に『変』が選ばれたと発表がありました。毎年恒例となっている「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会がその年の世相を現す漢字として全国から公募した中から選ばれました。発表は、清水寺(京都市東山区)で、森清範貫主が縦約1・5メートル、横約1・3メートルの特大和紙に揮毫(きごう)しました。
2008年「今年の漢字」は、各方面で予想されていましたね。織田裕二さんのものまねでお馴染みのお笑い芸人・山本高広さんは、「北(キター!)」。麻生首相は、やる気や元気の「気」を選んでいました。私が考えたのは「切」でした。派遣切り、内定切り、物騒な事件。1年を表すというより、最近の出来事の印象が影響してますね。
「今年の漢字」がなぜ、12月12日に発表されるのでしょうか。これは、財団法人日本漢字能力検定協会が、12月12日を『漢字の日』という記念日にしているからなんです。「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」を「いい字一字」にあてた語呂合わせで決められたようです。その漢字の日のイベントが、「今年の漢字」なんですね。
「今年の漢字」は、清水寺で発表され、揮毫されることで、権威づけされているように感じます。揮毫(きごう)とは、大辞泉によると、『毛筆で文字や絵をかくこと。特に、知名人が頼まれて書をかくこと。』という意味だそうです。
「今年の漢字」に『変』が選ばれたのは、オバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)の影響が強いように感じますね。日本の世相で『変』がつく事象はネガティブなものばかりではないでしょうか。世の中おかしなことばかりだけど、「チェンジ」(変革)、よりよい世の中にするために自分たちがまず変わろうよという思いがこめられているような感じがします。世の中を変えたければ、まず自分が変わること。
「今年の漢字」に『変』にプラスのイメージを持たせたのは、私の後付けですね。最初に『変(へん)』と聞いたときは、佐藤藍子さんが主演して話題にもなった深夜ドラマの"変[HEN]"(テレビ朝日、原作は奥浩哉さんの漫画)。でも、この"変[HEN]"での男同士のラブコメから連想していくと、はるな愛さんや、椿姫彩菜さんの活躍も『変』で表されるのかな。