ペ・ヨンジュン名誉館長の「岩山漆芸美術館」閉館へ

ペ・ヨンジュンさんが名誉館長を務める「岩山漆芸美術館」が、今月末で閉館されると発表されました。「岩山漆芸美術館」は盛岡市加賀野にあり、8月に再オープンしたばかりでした。

ペ・ヨンジュンさんの来日やアニメ版「冬のソナタ」の放送で、ペ・ヨンジュンさん縁の地は盛り上がっているのかと思ってましたが、「岩山漆芸美術館」の閉館発表は唐突と言えるのではないでしょうか。再オープンしてわずか4ヶ月ですからね。

「岩山漆芸美術館」は、もとは盛岡橋本美術館だったそうです。盛岡橋本美術館は、1975年に紫波町出身の洋画家で県議会議長も務めた橋本八百二氏の尽力で開館しました。盛岡橋本美術館は建物自体が価値のあるものです。

橋下氏の故郷が1949年ごろ、治水のため山王海ダムの建設計画が決まり、立ち退きを迫られました。南部曲がり屋をなんとか残したいという思い出、橋下氏は自作を打って整備費用を工面、後援会もできて、集落から大曲家住宅を移築し、1975年10月に開館。

盛岡橋本美術館は、橋下氏が「岩山の斜面をキャンヴァスに、南部曲家を素材として立体絵画を描いた」と語るとおり、土地と建物自体が独自の構想による美術品ともいえるようです。

盛岡橋本美術館が2001年3月に閉館し、その後を受け継いで2004年5月に開館したのが「岩山漆芸美術館」です。「岩山漆芸美術館」は国内最大規模の漆の美術館。しかし昨年11月末に休館。

「岩山漆芸美術館」の再オープンのきっかけになったのは、今年2月にペ・ヨンジュンさんがここで漆芸を学んだことから6月に名誉館長に就任しました。そして、ぺ・ヨンジュンさん作の漆パネルなどを目玉に再オープン。ペ・ヨンジュンさんの人気のおかげで、県外からも女性ファンが数多く訪れていたそうです。

盛岡市が土地・建物を所有し、再オープンのために1000万円以上の費用をかけて設備を整備したそうです。運営会社はぺ・ヨンジュンさんの事務所が出資を見合わせたことや人件費などで赤字経営となっていることを閉館の理由にあげているようです。事業計画の甘さなど今後問題になりそうです。

関連情報:
ヨンさまが名誉館長、漆芸美術館が閉館へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091108-00000028-yom-soci
〈盛岡百景〉78 旧橋本美術館
http://www.morioka-times.com/news/2006/0608/20/06082002.htm

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