高齢者の転倒防止に「らっくんウォーク R-1」
高齢者の転倒防止のために「らっくんウォーク R-1」という足関節電動運動装置が開発されました。「らっくんウォーク R-1」は広島県海田町にある丸善工業と広島大学大学院保健学研究科の共同開発です。「らっくんウォーク R-1」は、高齢者の足首の柔軟性を向上させ、足取りをしっかりさせる効果を高める運動器具です。高齢者の転倒防止、介護予防に期待されています。
高齢者は足首の柔軟性が衰えるために、立ち上がりが困難になったり、転倒を招いたりするのだそうです。高齢者の歩行能力を維持するためには足関節の柔軟性を回復させることが重要です。
「らっくんウォーク R-1」は、業務用の『ぶるぶるマシン』のような形、大きさをしています。足首部分を入れる形になっています。また、腰の部分に背もたれがあり、ハンドルをもって、高齢者がカラダを安定させやすくなっています。
「らっくんウォーク R-1」がどういう運動をするかというと、振動ではなく、アキレス腱を適度に伸ばすように、つま先部分が左右交互に上下運動します。利用者は歩いているような感覚で足首のストレッチ運動ができるのです。自動制御プログラムによって適した角度・回数・時間を設定すると自動的に無理なく足関節を運動させることができるそうです。
「らっくんウォーク R-1」は、もともとはスポーツ選手のストレッチ用に開発されていたそうです。高齢者に試作品を試してもらったところ、足首の可動範囲が広がり、歩くスピードも速くなったそうです。この結果を受けて、福祉機器へ応用したそうです。
「らっくんウォーク R-1」を利用した人からは「足が軽くなった」「歩くのが楽になった」という感想が寄せられており、医療機関、リハビリテーション施設、健康増進施設、スポーツクラブでの利用に最適とのこと。11月から販売し、定価は241万5千円。丸善工業では、廉価版を販売し、一般家庭にも普及させたいと考えています。
丸善工業株式会社 足関節運動装置開発・製作
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