ガンマナイフ、脳腫瘍の遠隔治療を目指して
ガンマナイフという定位放射線治療を行う放射線照射装置を使って、遠隔治療の実現を目指している医師のことがTBS「夢の扉」で紹介されていました。
ガンマナイフを用いた治療は、ガンマ線という放射線の細かいビームを病変部にピンポイントで集中照射する治療方法です。脳腫瘍や脳血管障害の治療などに用いられています。201個の線源から照射を受けた病巣のみが徐々に凝固・壊死するとのこと。
ガンマナイフの1つ1つの線源は細く弱いため、病巣以外の頭皮、骨、脳、血管、神経等を貫通しても副作用は小さいと言われています。また、ガンマナイフを用いた治療は頭を切開しないので、患者への負担も小さいと言われています。
ガンマナイフの特徴としては、入院期間が短いこともあげられます。入院期間は2泊3日程度、1日目に入院・術前検査、2日目にガンマナイフ治療、3日目の退院し、その後、3ヶ月から6ヶ月ごとの経過観察を行います。ガンマナイフ治療で、実際にガンマ線が照射される時間は5分から10分、治療全体の平均時間も3時間くらいだそうです。
TBS「夢の扉」で最初に紹介されたのは2006年9月10日放送。ガンマナイフの第一人者として林基弘先生が紹介されていました。ガンマナイフの治療と後進の指導に明け暮れる姿が紹介されていました。そして、再び林基弘先生のことが放送されました。今回のテーマは「ガンマナイフ」の遠隔治療です。
ガンマナイフ治療で装置の扱いが難しいそうです。そのため専門医がなかなか育たないという現状があるようです。その課題に対して、ガンマナイフを遠隔操作して治療にあたるシステムのために奔走しているようです。
ガンマナイフについては、患者にも医師の間にも十分理解されていないようです。また、ガンマナイフの専門医だけで治療できるものではありません。脳外科医、放射線科医などと連携して治療にあたらなければなりません。
ガンマナイフについては、『日本ガンマナイフサポート協会』でくわしく説明されています。『日本ガンマナイフサポート協会』は、ガンマナイフ治療を経験した会員が多くの人々に正しく理解してもらうために情報提供をしているサイトです。ガンマナイフ治療体験記やガンマナイフ設置病院も紹介されています。Q&Aではガンマナイフ治療の費用についても掲載されています。
関連情報:
日本ガンマナイフサポート協会
http://www.gammaj.org/
林基弘先生の個人ホームページ
http://www2.bbweb-arena.com/gkcafe/mh/mh.html
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