乳がん リスク軽減食品 大豆と乳酸菌飲料

乳がんのリスク軽減食品が米国テキサス州で開催中のサンアントニオ乳がんシンポジウムで報告されました。大豆製品や乳酸菌飲料を取っていた女性は、乳がん発症の危険性が低かったそうです。

乳がんのリスクを軽減する食品を調査し、発表したのは、京大医学部附属病院乳腺外科の戸井雅和教授と東大大学院医学系研究科の大橋靖雄教授。

調査は、40~55歳の早期乳がん患者306人と、年齢・地域を対応させた乳がんのない662人を対象に調査を実施されました。専門の調査員が面談し、「小学校高学年」「20歳のころ」「現在から10-15年前」の大豆製品と乳酸菌飲料の摂取頻度を聞き取り調査したとのこと。

乳がんになる危険性が大きく変化するのは、乳酸菌飲料の摂取が「週4日以上」か「週3日以下」が分岐点になっているようです。週4日以上乳酸菌飲料を摂取した女性は、週3日以下の女性に比べて乳がんになる危険性が34%も減少したそうです。

大豆製品については、イソフラボン換算で1日17.6mgが分岐点になっているようです。これは木綿豆腐では6分の1丁にあたります。これ以上摂取していた女性は乳がん発症の危険性が37~55%低下したそうです。

さらに、大豆製品の摂取量が同じ場合、乳酸菌飲料を週4回以上摂取していた女性は乳がんになる危険性がさらに低くなり、これは、大豆製品をあまり食べない女性に顕著に現れているようです。乳酸菌の摂取により大豆イソフラボンの代謝が好影響を受けたのではないかと見られています。

乳酸菌摂取量が多いと膀胱がん発症も少ないことも報告されているとのこと。

このニュースだけ読むと、以前の情報番組のようにスーパーから乳酸菌飲料と大豆製品がなくなってしまいそうですね。

でも、乳がんリスクを低減する効果が現れる摂取量を見ると、そんなに大変な数字でもないですね。豆腐のお味噌汁はフツウですし、乳酸菌飲料も朝食やおやつの時間に手軽に取れます。毎日であっても無理なく続けられそうです。

大豆製品もヨーグルトなど乳酸菌飲料も好きな人は当たり前のように毎日摂取していると思いますが、このニュースに比べて、摂取量が少ない感じた方は、毎日の食生活で少し意識した方がいいかもしれないですね。

関連ニュース:
乳がんリスク、大豆と乳酸菌飲料で軽減―米シンポで報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000003-cbn-soci


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