未公開株で投資詐欺?全社員が"失跡"。振り込め詐欺の進化系?
未公開株の譲渡話を持ちかけていた会社の社員が約34億円を集めた後、全社員が"失跡"というとんでもない事態になっています。
株主は約450人。
投資詐欺として刑事責任に追求の動きもでているようです。
東京の廃棄物リサイクル会社を舞台にしたこの問題、産経新聞の報道からは、役割分担を明確にした新手の振り込め詐欺のようにも感じます。
未公開株の譲渡話でお金が集められたのは、平成19年秋ごろから20年12月にかけて。
東京都千代田区東神田の「フジソーテックス」という会社が社長の指示で「株式上場準備室」が設けられ、21年2月までに上場するとしていました。
社員は「今買えば必ず値上がりする」と未公開株の購入を電話で勧誘していたそうです。
投資関係の勧誘電話は、ふつうの人でももう慣れていますよね。
実は、今回この会社の株を購入した投資家も最初は不審に思って断ったそうです。
ここからが、振り込め詐欺の手口に似ています。
というのも、この未公開株購入の勧誘電話がかかった後に、株式ブローカーを名乗る男から電話がかかってきたというのです。
内容は「未公開株を高く買います」というもの。
ここで1社だけ特定していたらいかにも怪しいですが、複数の会社をリストに上げていたようですね。
その中に「フジソーテックス」も含まれていたそうです。
未公開株を買った人の多くがこのパターンであることを相談を受けている弁護士が明らかにしています。
「株式上場準備室」の社員には元プロ野球選手もいたそうです。
この会社は、現在、広告サービス会社社長が筆頭株主となり、社長代行となっているそうです。
でも、会社の口座にはお金が残っていないとか。
勧誘の際に大手企業と取引があり、廃プラスチックから油を再生する装置を製造・販売しているとしていましたが、ほとんど実績がないそうです。
今回巻き込まれてしまった株主は、もともと色々な投資をしている方たちみたいですね。
ふつうの人なら、株式ブローカーからの電話だけでも怪しく思うでしょう。
一体この会社は何人の社員がいたんでしょうか。
全社員が失跡して、痕跡を消すことなんてできるのかな。
エコビジネス、環境ビジネスなど新しい産業が立ち上がるときは、この手の問題が起きやすいのかな。
お金を持っている人は、甘い話には気をつけなければなりません。
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(Yahoo!ニュース:配信 産経新聞)
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