エース損害保険、振り込め詐欺保険
エース損害保険が、振り込め詐欺被害を補償する保険を11月1日から発売しました。エース保険から発売される新保険商品はそのものずばり「振り込め詐欺保険」。振り込め詐欺被害は、これまでの損害保険では免責事項とされてきたので、詐欺被害を補償する保険は国内初であるとともに画期的な商品と言われています。
振り込め詐欺被害対策としては、被害者にならないようにする、振り込め詐欺救済法により資金が振り込まれた口座を凍結して被害回復分配金によって財産を取り戻すなどがあります。銀行ではATMなどの側で注意を促したりもしています。でも実際にはそれでも被害はなくならないんですよね。
エース損害保険の「振り込め詐欺保険」は企業向けに販売されます。最初のサービスとしてセントラル警備保障株式会社が提供するホームセキュリティのフルオンライン契約対象施設の居住者向けに販売されます。保険契約者はセントラル警備保障で、被保険者は加入者と同居の親族。
セントラル警備保障は、同社が提供する一戸建て住宅向けの警備システムの利用者に高齢者が増えてきたことから24時間365日監視するプランの顧客を対象に始めました。今後はマンションの契約にも広げるようです。
エース損害保険が振り込め詐欺保険を企業向けに販売するのは、直接個人に販売すると不正請求も懸念されるからのようです。今後は、セキュリティーサービスをする警備会社や銀行、クレジットカード会社などに向けて販売していくそうです。各企業の顧客サービスの充実のために利用が増えるかもしれません。
保険料は被保険者1名につき月額50~200円程度、保険金額は、被保険者1名につき、30~50万円とのこと。ニュースで報道される金額と比べると少ないように感じますが、実際の振り込め詐欺の被害額は1件あたり50万円以下のケースが多いそうです。今回の保険金額の設定で大半は補償可能とみられています。
警備会社などとこういう契約を結ぶだけで、潜在意識の中に注意を促す回路が作られるような気がします。また、こういう警備サービスの利用は、遠方に暮らしている子供さんたちも安心させますね。
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http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091029AT2C2900R29102009.html