円高 独歩高、円高メリットで個人輸入が伸び、FX業者に反応

円高が独歩高の様相を呈してきて、株安、デフレ、財政悪化と日本を取り巻く環境は危険水域と言われています。その一方で、中には円高メリットを活かし個人輸入の代行などで儲ける会社もあるとか。

円高はこれまで、対ドルとの関係で、ドル安だから円高みたいなことも言われていました。しかし、昨日の円高、株安は新たな原因でした。

「ドバイ・ショック」。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国の政府系の投資持ち株会社ドバイ・ワールドと、その不動産子会社のナヒールの債務返済の一時凍結要請を発表。債務不履行の懸念が強まり、他の新興国企業の資金繰りにも不安感が一気に広まりました。このドバイへ巨額な融資を行っていたのが欧州の金融機関です。今までドルが独歩安だったのが、円がユーロに対して急進し、独歩高となりました。

日本は輸出大国なので急激な円高は企業に大きなデメリットをもたらします。企業によって想定している為替レートも大きく異なるようです。トヨタやソニーは2010年3月期下期の想定レートを1ドル=90円、ホンダは85円に設定しています。1ドル=90円と為替レートを想定している企業が多いようです。

そんな中で、個人輸入や個人輸入の代行をしている会社が売上を伸ばしているようです。円高メリットを生かした儲ける方法だとは思いますが、一方で商品の値下げにつながり、デフレが一層深刻化します。

原材料を輸入する鉄鋼メーカーにはメリットがあっても、鋼板を買ってくれる自動車産業などの業績が悪化すれば、売れないということが起こります。

円高のリスク対策は為替でとうことなのでしょうか、FXプライムなど外国為替証拠金取引(FX)関連株が高くなりました。FXはハイリスク、ハイリターンといわれていますが、急激な為替変動でFX取引業者の取扱高も増えると考えての投資のようです。

過去の円高の時に伸びたのが、海外旅行です。旅行代理店、航空会社などは、年末年始、お正月の海外旅行の需要を期待しているのではないでしょうか。

円高のデメリットを嘆いてばかりもいられません。国や日銀の動きを見ても、様子見や検討ばかり、コメント発表だけでお金をかけずに相場を動かそうとしているように思え、実際の行動に移すのが遅いように感じます。

いつも言われることですが、個人レベルでもリスクの分散、収入を得る手段の複数化を考えたほうがいいかもしれませんね。例えば、先に話した個人輸入。海外旅行のついでに買えるだけ買って帰るということもできますね。販売ルートは、ヤフーオークションなど。また、リスクを恐れるだけでなく、FXもちゃんと勉強してみたほうがいいかもしれませんね。

独歩高(どっぽだか)
ある特定の通貨、銘柄だけが上昇すること。
独歩安(どっぽやす)
ある特定の通貨、銘柄だけが下落すること。

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悪循環日本 危険水域に 円高、株安、デフレ、財政悪化...
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000004-fsi-bus_all
「ドバイ・ショック」円高・株安のきっかけ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00001248-yom-bus_all
<JQ>FXプライムなど高い 円高進行で取り扱い増を期待
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/chumoku.aspx?id=ASFL27049%2027112009


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