ソブリン債 ソブリンリスクが今年の重要なキーワードに
ソブリン債の懸念(ソブリンリスク)などで米国株式市場が急落しています。ソブリンリスクが投資家の不安心理を煽っているようです。ソブリン債という新たなキーワードの登場でどうなるのか。
「ソブリン債」とは、『各国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券(国債など)のこと。(Wikipediaより)』。一般的には安全性が高く利率が低いとされていました。それはOECD加盟国など信用格付けが高いからだったんですね。安全性が高いとされていた「ソブリン債」の利率が急上昇ということは、一気に信用不安が高まってきていることを表しているようです。
ソブリンリスクの報道では、「欧州のソブリン債の懸念」と報じられています。これはギリシャの財政赤字に端を発しているようです。債務不履行(デフォルト)の懸念がユーロ圏(EU)に広がっています。ポルトガル、スペインもギリシャと同じように債務問題を抱えています。ソブリンリスクは日本や英国、米国へと広がっていくと予想している専門家もいるようです。各国でソブリンリスクが現実的なものになってきました。
現在の経済は各国の政府の支援に大きく支えられています。税収が大きく落ち込む中で予算を支えているのが国債。そこに信用不安が広がると、景気回復にも大きな影響がでてきます。ソブリンリスクの連鎖反応を防ぐことはできるのか。一部の会社では今期最高益といった景気回復を期待させる報道もありましたが、ソブリン債の懸念は大きな影を落としています。
「ファンド オブ ザ イヤー2009」が2月1日に投信評価会社のモーニングスターにより発表されましたが、投資家に安全志向が強まる中、今年の優秀ファンドはどういったものになるでしょうか。ソブリン債、ソブリンリスクが今年のキーワードになりそうなので、個人投資家も難しい判断を迫られそうです。ニュースや数字に右往左往するのではなく、よき相談相手が必要かもしれません。
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