国内旅行、酷道(国道)を巡るマニアの旅が熱い!

国内旅行の新しい楽しみ方を知ってしまいました。それは、酷道を巡る旅です。酷道を訪ねるトラベルプランは、好奇心と勇気があれば、誰でも行けます。鉄道ファンのように、今秘かにブームになっていているそうです。

酷道とは、一部の国道を指す言葉です。マニアによって使われている言葉で、国の幹線道路とは思えないひどい道のことを言います。酷道の達人として、松波重行さんがNHKラジオの『世の中面白研究所』に出演され、熱く語っていました。番組でも行ってましたが、これは、多くの男性が興味を示すのではないでしょうか。酷道の発見と走破に熱くなっている人も多いようです。

松波重行さんが、酷道に魅力に取り付かれたきっかけは、日本の国道を全部走りたいという道路踏破趣味に端を発しています。その旅行の中で、出会ったのが酷い道だったのです。国道のイメージというと一般的には、2車線、3車線と広く、舗装されている道をイメージすると思います。国道なんだから当然と思うかもしれません。でも、中には国道とは思えない道も多数あるのです。山の中で一本道を発見したときの意外性に心ときめくのだとか。

松波重行さんが考えるキングオブ酷道は、439号線。通称「ヨサク」と呼ばれている国道です。完全1車線で300キロ以上あるのだそうです。高低差もきつく、長いので、一度は走りたい道なのだとか。この道にであったのが、大学のときだそうです。自転車でツーリングをしている時に、ライダーハウスで関西の人から「酷い道があるんや」と教えてもらったそうです。そして実際に行ってみたら本当に酷い道だったと。(wikipediaでは「キングオブ酷道」は、国道418号になっていますね。聞き間違えたかな)

それ以来、キレイにしてよという国道から車で行けない国道まで出会いを求めて旅行しているそうです。そして、最強の酷道が点線国道とマニアに呼ばれている国道291号線?なのだそうでうす。なぜ点線国道とよばれているかというと、道幅が1.5m未満で、国土地理院の地図上では点線で描かれているからなのだそうです。登山道なんですね。

見た目のインパクトで人気が高いのが、青森県の龍飛岬近くにある「階段国道」と呼ばれる国道339号です。文字通り国道が階段で車は通行できません。青森県の代表的な観光地になっていて、迷路やダンジョンのような感覚が味わえるとか。酷宝と呼ばれているのが、国道157号です。石川県と岐阜県を結ぶ国道ですが、川が流れていて、川を車で渡る国道なのだそうです。「洗い越し」とよばれ、川が流れているのは、梅雨時や秋の増水時だそうです。

長崎にある324号は、長崎で最もにぎやかな商店街のアーケードを通っています。そのため、この区間を走れるのは、朝から5時から10時だそうです。地味に走りたくても走れない道がマニアを刺激するのだとか。松波重行さんがときめく酷道は、開発から取り残された国道で、いずれは解消されるものと思われます。そこにノスタルジーも感じるのだとか。ただ、今はまだ、酷道の先に昭和のレトロ感を残した集落が開けていたり、発見も多いようです。カーナビで見つけてぞくっときた地名に山口県の女屋敷があるそうです。

酷道ファンには鉄道ファンの鉄子とよばれるような女性ファンは少ないようです。地図を見て、酷道を探して走る楽しみを感じるのは、今のところ男性だけのようです。松波重行さんも、奥さんを旅行に連れて行くときには、地元のおいしいものを食べに行こうと誘っているとか。こういう話を聴くと、ドライブや車での旅行をしたくなりますね。地図やカーナビを頼りにひたすら走る旅もいいですね。


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